母として、教育現場で働いた経験から子供たちに伝えたいことがあります。それはどんな環境だとしても、自分の目で見て、体感して、自分の頭で考えたことを表現できる人間を目指してほしいということです。
自分にとって 『Yes』であることは『Yes』と伝え、『No』であるものは『No』という。自分の本心に一致して行動する練習を子どもたちに練習させることです。決して、大人の古い価値観を押し付けるようなことはしたくにないものです。

そして、好きな事を仕事にできるよ！と大人が胸を張って応援する勇気を持てると良いと思います。今までの価値観や常識、同じ教育方法では全く通用しない時代に入ったから言えることです。
なぜならば、10年後には６５％が今存在しない職業が生まれると言われています。AI化が進む中で、いかに人間しかできない仕事がたくさん生み出されることになると思います。今までなら、高収入が不可能であった業種が民営化されて、アイデア勝負の個人事業主がたくさん生まれ、『君もぼくも社長だね。』という時代が当たり前になるかもしれません。その時に強みになるのが、知識よりも、人間力であり、自分を信じる力ではないでしょうか。

これからの時代の風に乗るには、まず大人がフレクシブルな思考に変わる勇気が必要なのかもしれませんね。

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Michiko Takahashi